予約枠と定員の考え方
「メニューごとに定員を決めたのに、思ったより早く満員になる」「同じ時間なのに、メニューによって ◎ と × が違う」——こうした疑問の答えをまとめたページです。ポイントは 「予約枠は神社全体で1つ。定員はメニューごとに決められる」 の一点です。
1. 同じ時刻の予約は、メニューが違っても同じ枠に入る
予約枠(例: 1月10日 10:00)は、メニューごとに別々にあるのではなく、神社全体で1つです。
たとえば 1月10日 10:00 に、次の3件の予約が入ったとします。
- 厄除け祈願(A): 会社の団体 20人
- 厄除け祈願(A): ご家族 10人
- 初宮参り(B): ご家族 5人
メニューは違っても、3件とも同じ「10:00 の枠」に入ります。この枠は 3組・35人 が埋まった状態です。
神社全体で1つの枠。どのメニューの予約もこの枠に入ります
- 組数: 予約1件を1組と数えます(個人でも団体でも1組)
- 人数: 予約ごとの人数を合計します
- 組数・人数のどちらか一方でも上限に達すると、その枠は満員(×)になります。上の例で上限が5組・100人なら、あと2組入ると、人数に余裕があっても × です
- 残りが上限の4割を下回ると「残りわずか(△)」になります。組数と人数のうち、残りが少ない方で判定します(例: 5組まで受ける枠で、残り1組になると △)
2. その日・その枠の上限は、どの設定で決まるか
上限は何か所かで設定できます。ある枠の上限は、次の順に探して最初に見つかった設定が使われます。
- 1日別の営業設定(メニュー別)最優先カレンダー → 営業設定 → 特定メニューを選んで「上限を変更する」
- 2日別の営業設定(全メニュー共通)カレンダー → 営業設定 → 全メニュー共通で「上限を変更する」
- 3メニューの定員設定祈祷メニュー管理 → 定員設定(1枠あたりの組数・人数)
- 4システムの既定値既定値15組・100人。画面からは変更できないため、メニューの定員設定か日別の営業設定で上書きします
具体例で考えます。
- 普段: メニューの「定員設定」で「1枠あたりの上限」を 5組・100人にしている → 5組・100人で受け付けます
- 1月1日〜3日だけ増やしたい: メニューの設定は触らずに、カレンダーで該当日を選び「営業設定」→「全メニュー共通」→「上限を変更する」で 10組・200人にします → その3日間だけ全メニューが 10組・200人になります
- その3日間、初宮参りだけは少なくしたい: 同じ日に「初宮参り」を選んで「上限を変更する」で 3組にします → 初宮参りから見たときだけ 3組になります(メニュー別の設定が優先されるため)
操作の手順は カレンダー(その日だけ受付を変える) をご覧ください。
枠の定員とは別に、メニューには「1組あたりの人数制限」があります。これは1件の予約で申し込める人数の上限です(例: 初宮参りは1組 10名まで)。枠がどれだけ空いていても、これを超える人数では申し込めません。
3. 同じ枠でも、メニューによって ◎ と × が違って見える理由
枠に入っている予約の数は全メニュー共通ですが、上限はいま見ているメニューの設定で決まります。そのため、メニューごとに上限が違うと、同じ枠でも表示が変わります。
例: 10:00 の枠に、厄除け祈願(A)2組と初宮参り(B)1組、合わせて3組が入っています。A の上限は 5組、B の上限は 3組です。
- 厄除け祈願の画面から見ると: 3組 / 5組 → 残り2組で ◎
- 初宮参りの画面から見ると: 3組 / 3組 → ×(初宮参りはまだ1組しか入っていなくても、厄除け祈願の2組も数えるため)
メニューの定員は「そのメニューだけの予約数」を数える設定ではありません。「そのメニューから見て、枠全体で何組・何人まで受けるか」を決める設定です。特定のメニューの受付数そのものを絞りたいときは、次の項のように受付時間や枠の間隔をメニューごとに変える方法が向いています。
4. メニューごとに受付時間・枠の間隔を変えたとき
受付時間と枠の間隔は、メニューごとに設定できます。このとき、同じ時刻の枠だけが共有されます。片方のメニューにしかない時刻の枠は、そのメニュー専用です。
例: 個人祈祷(A)は 30分ごと、団体祈祷(B)は 60分ごとに受け付ける場合
| 10:00 | 10:30 | 11:00 | 11:30 | |
|---|---|---|---|---|
| A(30分刻み) | 枠 | 枠 | 枠 | 枠 |
| B(60分刻み) | 枠 | — | 枠 | — |
| 予約数の共有 | A+B で合算 | A のみ | A+B で合算 | A のみ |
- 10:00 と 11:00 は、A と B の予約を合わせて数えます
- 10:30 と 11:30 は A だけの枠なので、B の予約は影響しません
これを使うと「団体祈祷は 10:00 と 14:00 の2回だけ、個人祈祷は 30分ごと」といった受け方ができます。
5. 単独祈願(貸切)を受けたとき
- 参拝者が「単独祈願を希望する」を選んで予約すると、その枠にはほかの予約が入れなくなります。組数・人数に余裕があっても × になります
- 反対に、すでに1件でも予約が入っている枠では、単独祈願は選べません
- メニューで「常に単独祈願で受け付ける(貸切メニュー)」をオンにすると、参拝者が選ばなくてもすべての予約が単独祈願になり、1枠1組までになります
6. 参拝者のカレンダーの記号の意味


| 表示 | 意味 |
|---|---|
| ◎ 予約可能 | 組数・人数とも余裕がある |
| △ 残りわずか | 組数または人数の残りが上限の4割未満 |
| × 満員 | 組数か人数のどちらかが上限に達した、または単独祈願で埋まっている。申し込む人数が残りの人数を超える枠も × になります |
| − 受付なし | 受付時間外・受付期間外・締切後、または営業設定(休業・停止時間など)で受付を止めている。カーソルを合わせる(タップする)と理由が表示されることがあります |
◎・△ の枠に表示される「残2組」などは、そのメニューから見た残りの組数です。
よくある質問
Q. メニューごとに受付数を分けたい(例: 厄除けは1日20組、七五三は1日5組) 枠は全メニューで共有されるため、メニューごとの受付総数を決める設定はありません。受付時間や枠の間隔をメニューごとに変えて、そのメニュー専用の枠を作る方法をご検討ください(→ 4)。
Q. 営業設定で上限を変えたのに、反映されない 「全メニュー共通」と「メニュー別」の両方に設定がある日は、メニュー別の設定が優先されます。カレンダーでその日の「営業設定」を開き、メニュー名の横に「設定あり」と出ていないか確認してください。
Q. 人数の上限は設定していないのに満員になる 人数の上限を設定していない場合も、既定値の 100人 が使われます。メニューの「定員設定」、またはその日の営業設定で人数の上限を変更してください。